ここ最近一番人気だった、ニホンミツバチのはちみつの記事。この記事の中で紹介した前田京子さんの《はちみつ日和》に載っていた、「はちみつ入りレアチーズケーキ」のレシピを、初めて作ってみました。
はちみつ入りレアチーズケーキの作り方
前田さんの《はちみつ日和》に載っているのは、
- 150gのヨーグルトに、大さじ1杯のはちみつと刻んだレーズンなどを混ぜる
- それをコーヒーフィルターで7〜8時間掛けて濾す
というだけのとてもシンプルなレシピ。でもこれ、すごくよく出来てる!そして美味しい!!
ちなみにこの「150gのヨーグルト」が、一人分のコーヒーフィルターにすりきれいっぱいになる分量。これ以上の量を一度に作りたい場合は、ザルにキッチンペーパーを敷いて試すと良さそうです。
私もよく自家製豆乳ヨーグルトを《カッテージチーズ状の水切りヨーグルト》と《ホエイ(乳清、液体部分)》に分けて使うんですが、何かを混ぜ込んでから水切りするっていう発想はなかったな、って。
確かに水を切る前の方が副材料を混ぜ込みやすいし、一晩水切りしている間に発酵も少し進んで、より「レアチーズケーキっぽい食感」になるんですよね。
コーヒーフィルターを逆さまにしてぽこっと器に出すので、形は毎回こんな感じ(笑)。ヨーグルトとは思えないほど、濃厚な味わいでデザートにぴったり。そしてレーズンがとてもいいアクセントになってます^^
水切りヨーグルトとホエイの使いみち
今までの私の使い方としては
【水切り豆乳ヨーグルト】
- 塩とオリーブオイルを混ぜて、バター代わりにパンやクラッカーに塗る
- 酢と塩コショウを混ぜて、マヨネーズ風に
- レーズン、ココナッツオイル、はちみつを混ぜ、冷やし固めてレーズンバター風に
【ホエイ】
- グリセリン(またははちみつ)を少量混ぜ、水で倍に薄めて化粧水に
- 塩を混ぜたものを野菜に揉み込み、乳酸発酵の漬け物に
あたりが定番でした。
ホエイの化粧水は、はちみつを使うと少しベタつきやすくて、グリセリンを使う方が多かったんですよね。でもこの「はちみつを混ぜた後に、コーヒーフィルターで濾す」方法で出来たホエイなら、ちょっと使い心地が違うかも……?
今使っている麹化粧水がなくなったら、このはちみつ入りホエイの化粧水、試してみなくちゃ^^
「ホエイ漬け」の作り方のコツ
今朝手に入れたばかりのホエイは、早速きゅうりの漬け物作りに使いました。
手順は簡単。ホエイに「舐めるとややしょっぱい」くらいの量の塩を混ぜて、ポリ袋にきゅうりと一緒に入れておくだけ。袋の空気を抜いておくと、きゅうりがまんべんなくホエイに漬かりやすくなります。
野菜の切り方や保存方法によって、食べごろを調整できるのも、自家製のいいところ!
【数時間〜半日で食べたいとき】
- 野菜を食べる大きさに切っておく
- 漬け込んだ後のポリ袋を常温放置
- 食べる15〜20分前に冷凍庫にイン!
(ステンレスボウルを受け皿にしておくと冷えやすい)
【2,3日後に食べたいとき】
- 野菜を大きいままポリ袋に
(きゅうりならまるごと、にんじんなら縦四つ割など) - 最初から冷蔵庫に入れて、ゆっくり乳酸発酵させる
- 食べる時に取り出してカットする
今日は午前中にきゅうりを漬け込んで常温で置いておいたのですが、お昼には爽やかな浅漬けになってました^^ もうちょっと時間が経って乳酸発酵が進めば、酸味が出てきてそれはそれでとっても美味しい! はちみつ入りのホエイで作る漬け物は、やさしい甘みがあって子どもも喜びそうです。
日本の漬け物と言えば「ぬか漬け」ですが、私はメンテナンスの必要頻度が高いぬか床を維持するのに、どーにも向いていなくて……。このホエイで作る漬け物や、米のとぎ汁で作る水キムチなんかが、手軽で性に合ってるみたいです(笑)。
おわりに
一気に気温があがって、菌活しやすい季節になりました! ですがそれは同時に雑菌も増えやすく、食中毒のリスクもあがるということ。器具や容器はきちんと洗って熱湯消毒をするなど、気をつけるべきところは気をつけつつ、手作り発酵食を楽しみたいですね♡
▼自家製豆乳ヨーグルトは我が家の定番デザートです♡
[tm1]