- ああもうこのまま、子どもと一緒に寝落ちしたい……でもその前にリビングで付けっぱなしのエアコン、消しにいかなくちゃ……
- 家帰ってから、部屋が暖まるまでの間が寒いんだよね〜
- あ!慌てて家出てきたから、エアコン消すの忘れた!!でも戻る時間ない!今日帰るの夜遅いのに、電気代もったいなーーい!
- 朝目を覚ましてから、布団を抜け出すまでの間に寒いリビングを暖めたい……
はいこれ、全部私のリアルな心の声です(笑)。
タイマーセットで解決するものもあるけど、そもそもタイマーって設定が面倒……。何時間後か計算しなきゃいけなかったり、家に帰る時間なんて日によってバラバラだったりするし。
でもこれ、スマホでどこにいてもエアコンを操作できたら、簡単に解決する問題ばかりなんですよね^^
《スマート家電コントローラ》とは
スマホでエアコンを操作すると言っても、wifi付きのエアコンに買い換える必要はありません。この《スマート家電コントローラ》をmicroUSBに接続、スマホに家電リモコンというアプリをダウンロードして、設定するだけなんです。
《家電リモコン スマホ用アプリ》
・App Sotre(iOS版)
・Google Play(Android版)
遠隔操作の仕組みは
- スマホアプリから(4G回線やwifi経由で)家電コントローラに指示を出す
- スマート家電コントローラが、リモコンの代わりに赤外線通信で家電を操作してくれる
と、至ってシンプル。私が登録しているのはリビングのエアコンとテレビだけですが、《赤外線リモコンが付属している家電》なら幅広く対応しているみたいです。
スマホの操作画面はこんな感じ!
このスマート家電コントローラ、元はと言えば夫が「Amazon Echo Plusと連動させて、音声でエアコンやテレビを操作しよう!」という企みで購入したもの。Amazon Echo Plus自体よくわからないという人のために簡単に説明しますと、「スマートスピーカー」と呼ばれる音声認識機器です。
「アレクサ、今日のニュースは?」と尋ねるとニュースメディアを読み上げてくれたり、「アレクサ、5分タイマー!」と言うと5分後にアラームを鳴らしてくれたり。スマホに各種アプリをインストールするように、様々な「スキル」ってものを追加することで、出来ることをどんどん増やせるようになっています^^
私もまだまだ使いこなせていませんが、娘たちは日々友達のように話しかけていて興味深いです。ここら辺はnoteにエッセイとしても書いたので、よろしければどうぞ。
話は戻りまして、じゃあ実際に設定してみてどうだったかというと、まーーこれがまだスムーズと言うにはほど遠い……。
「アレクサ、家電リモコンで、テレビの電源オン!」
「アレクサ、家電リモコンで、エアコンの暖房20度で、つけて!」
てな感じで呼びかけるわけですが、反応が若干遅く待たされるうえに「すみません よくわかりません」と返されてイラっとすることもしばしば……。ここら辺の精度は現状Google Homeに軍配があがるようですね。
そんなわけで主目的だったスマートスピーカーとの連動は現状イマイチですが、計らずもスマホでの操作が実現して、これが予想以上に快適だった!というお話でした。冒頭に書いたような心の声って本当に些細なものですけど、いざクリアになってみると「あーー私、結構ストレスに感じてたんだな」って後から気づくことが多いですね。
スマート家電コントローラは《時代の中継ぎ投手》
いずれ全ての家電がwifi機能を標準装備することになるのでしょうが、このスマート家電コントローラはそういった新製品が普及するまでの中継ぎ投手として、一定の役割を果たしてくれるのだろうなと思います。
これはデジカメ本体がwifi機能を標準装備するまで、Eye-fiやflashairといった「無線LAN付きSDカード」が脚光を浴びたのと同じような流れですね。私は今だにEye-fiもflashairも使ってますが^^
このスマート家電コントローラが家電を動かす手段はあくまでも「赤外線」なので、1階のコントローラで2階のエアコンを操作する、みたいなことはできません。部屋が多ければ、そのぶんコントローラの数が必要です。
そのあたりは中継ぎ投手なりの不便さが残りますが、来たるべきIoT社会 & スマートホームを、ほんの少し先取りしてみるのはなかなか面白い体験です。
「一人暮らしの、暗くて寒い部屋に帰るのがイヤ!」なんて単身者の寂しさも、このスマート家電コントローラがあれば、ちょっと和らぐかもしれませんね^^
▼まだ高いスマホ代、払ってませんか?
▼片耳ワイヤレスイヤホンで、隙間時間の活用を♪