これまでFacebookやアメブロで、たくさんマイフェイバリットをおすすめしてきたのですが、最も反響が大きかったのがこのグリルパン。つい最近も私の記事を読んで購入した友人が嬉しそうに使っている様子を見て、やっぱりコレ最高だよね!と改めて思ったので紹介します。
グリルパンとの出会い
最初のきっかけは、このはてなブログでも大人気の勝間和代さんの本。書店でパラパラっと眺めて気になって買って、帰って速攻で読破しましてね。
隅から隅まで勝間イズムな家事攻略法にただただ舌を巻いたのですが、真っ先に真似したい!と思ったのがこのグリルパンでした。
ガスコンロの魚焼きグリルに入れて使うものなのですが、これを使うとグリル本体が汚れないので洗う必要がなくなるのと、鍋敷きさえ用意すればこのままお皿として使えるので洗い物が更に減る!というスグレモノなのです。
本文によると勝間さんは「Amazonで900円のミニトレイを買った」そうなので、たぶんコレかな……? (当時より値下げしたっぽい?)ほほーこれかー!と思いながらも、リサーチ好きな私は更に類似品も色々比較検討しましてね。最終的に選んだのがこちらなのです。
この製品を選んだ理由は、
- 鉄製なので熱伝導率がイイ!
- フタつきなので蒸し焼きができる
- 取り外せる取っ手もあるのでミトンいらず
- メイドインジャパン
の4つです。
メーカーであるパール金属さんは、他の製品も幾つか愛用していて信頼感もアリ◎ 上のリンクは私が買った波底タイプでフタ+取っ手つきですが、平底タイプとかフタなしとか、幾つかの商品バリエーションもあります。食卓に出す時用の木製トレイや中に入れて使う網などの付属品もありますよ〜。
鉄製グリルパンのお手入れについて
このグリルパンは鉄製なので、取り扱いを間違うとたった数時間でもすぐ錆びます!! 普段から鉄フライパンや鉄瓶を使ってる人なら全く問題ないと思いますけれど。私のお手入れ方法は
- 洗剤は使わずに金だわしで汚れをこすり落とし、
- その後すぐにコンロで直火にかけ水分を完全に飛ばす!
です。使い始めは最後に油を引いていたのですが、2,3日に一回の頻度で使うせいか油の必要性を感じなくなり、今は火にかけて終わりです。しばらく使う予定がなさそうなら油塗っておいた方がいいのかもしれない。ま、錆びてもそれをまた金だわしで落とせば何の問題もないですけどね^^
何を手間と感じるかは人それぞれですが、私はグリルパンを使うことで魚焼きグリル本体を洗う必要がなくなったことの方がはるかに快適かな。
あと「魚焼きグリルで焼いたら、料理が魚クサくならない?」という質問も受けますが、使うときはほとんどフタをしているので、グリル内の匂いが料理に移ることはありません。グリルパンそのものは丸洗いができるので、料理の匂いがグリルパンに残ることもありません。
おすすめのグリルパンレシピ
前置きが若干長くなりましたが、本題はこのグリルパンの優秀さ!!!
これまで通り魚を焼くのはもちろんですが、グリルパンで焼く野菜や肉の美味しさたるや……!!ダッチオーブンの軽量・お手軽版だと思ってもらうと使い方のイメージがしやすいかな。
これはつい最近の、私のひとりランチのおかず。焼きあげてフタを開けたらスマイルみたいになっててクスッとした一枚。
鶏ササミを味噌+豆乳ヨーグルトに漬け込んだもの(これについては書き出すと長いから、また別記事で)と、軸をとった椎茸に数滴の醤油とピザ用チーズを載せたものを一緒にグリルパンに並べて、フタして強火で7分焼いただけ! うちのガスコンロは片面焼きなので、両面焼きならもっと早いはず。
参考までに、食材別の私の活用方法を簡単に。
・野菜
お好みのオイルと塩胡椒を振って焼くだけで、見た目もおしゃれなメインディッシュになります。野菜が少量の時は、スプレーでオイルを吹きつけて塩も上からパラパラと。
数種類の野菜をたっぷり焼きたいときは、あらかじめボウルで野菜とオイル・塩を混ぜておくと味が均一になります。
弱火でじっくり焼いた玉ねぎは、あのステーキに添えられている甘いローストオニオンの仕上がりになりますし、焼きアスパラガスは歯ざわりがとてもよくて、私はすっかり「アスパラは茹でるより焼く派」になりました。炉端焼きの店で食べる感じと言えば伝わりますかね。友人からは「焼き枝豆も最高だよ!」と耳打ちされてますが、季節を逃してまだ試せておりません。
どの野菜にも言えますが、野菜に含まれる少ない水分だけで蒸し焼きにすることができるので、旨味や甘味が濃縮されてほんとに美味しいです。カレー粉まぶしたり、粉チーズやピザ用チーズをトッピングすると見た目も華やか!
・肉
私はパックのお肉が中途半端に残ったとき、キッチンバサミで適当なサイズにチョキチョキ切ってポリ袋に入れて、塩麹を揉み込んで冷蔵庫で保存してます。で、他の残り野菜と一緒にグリルパンに広げて強火で7分。
塩麹のお陰で焼いても硬くならないうえに、生のままで一週間置いておいても全然傷みません。焼く直前に塩麹をさっと揉み込むだけでも、お肉の柔らかさはキープできますよ(これグリルパンネタじゃなくて発酵ネタだな……)。
・魚
今まで魚焼きグリルで直接焼いていた魚、これもフタつきのグリルパンで蒸し焼きにすることで身が柔らかくほぐれやすくなりました。魚の種類によっては皮がべったりグリルパンにくっついてしまうので、それを避けたければグリルに空のグリルパンを入れ先に2〜3分加熱しておくか、オプションの網を敷くことをおすすめします^^
ちょっと大きめの魚でも、頭や尻尾を落としてグリルパンに入れて焼いています。グリルが片面焼きなら、途中で裏返しましょう!
▼魚の表面に昆布酒を塗ると焼き色がキレイです^^
まとめ
そんなこんなで、私はすっかりグリルパンのヘビーユーザーです。焼き野菜の美味しさに感動してくれた義母には同じものをプレゼントしましたし、友人知人からも「あれすごく役立ってるよー!」という報告が後を絶ちません。焼き鳥・ピザ・グラタン等々私もまだ試していない使い方を教えてくれるのもまた嬉しい。夫が時々スーパーで買ってくるお惣菜やおつまみも、グリルパンで温め直すとちょっとグレードアップします^^
勝間さんの本から学んだことはこれ以外にもたくさんあるのですが、やっぱりグリルパンとの出会いが一番大きかったな〜。
ガスオーブンやダッチオーブンに近い料理が手軽に楽しめるこのグリルパン、直火調理好きな方には全力でおススメします!