オーブン不要!グリルパンで焼く、こぼれ梅ソフトクッキー

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先日初めて入手した、こぼれ梅ことみりん粕(味醂粕)ネタの続編です。こぼれ梅と味噌を合わせた漬け床に卵黄を漬け込んだ、みをつくし料理帖の再現料理「鼈甲珠」の実食レポは、前の記事内に追記しました^^


豆乳ヨーグルトの種菌と鼈甲珠を作ってもまだこぼれ梅は残ってるし、何を作ってみようかなぁと思ったときに目に留まったのが、ソフトクッキーのレシピ。でもそれにはウチに常備していない材料もいくつか載っていたので「じゃあアレンジしちゃえ!」と結構大幅に手を加えて、オリジナルレシピづくりにチャレンジしました。

こぼれ梅(みりん粕)ソフトクッキー

このレシピのポイントは
  • オールベジ(動物性不使用)
  • グルテンフリー
  • オーブンいらず
  • 加糖なし

の4つ。特に試行錯誤が必要だったのが、オーブンではなくグリルパンを使って魚焼きグリルで焼きあげること。こちらも以前紹介しましたが、私のヘビーユースアイテム・グリルパンで、一度焼き菓子作ってみたかったんですよね^^

なので今回は、グリルパンで焼くのに最適な「火の強さ」と「焼き時間」を突き止めました。レシピはこちら!

【材料(16個分)】

  • みりん粕(こぼれ梅):60g
  • 片栗粉:30g
  • 米粉:10g
  • ココナッツオイル:20g
  • 豆乳ヨーグルト:10g
  • レーズン:15g
  • 塩:ひとつまみ
【作り方】
  1. レーズンを刻み、ココナッツオイルを溶かしておく
  2. 片栗粉と米粉と塩をボウルAで合わせ、マドラーでよくかき混ぜておく
  3. ボウルBに入れたみりん粕の塊をマドラーの先で潰し、豆乳ヨーグルト、ココナッツオイル、レーズンをよく混ぜる
  4. 2と3を合わせマドラーで混ぜ、ポロポロになったら手でこねるようにして生地をひとまとめにする
  5. ひとかたまりになった4の生地を16等分してひとつずつをコイン状に成型し、グリルパンに並べる
  6. グリルパンに蓋をし、魚焼きグリルの中へ入れ、弱火で11分焼いたらできあがり!
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火が強すぎて焦げたり、焼き時間長すぎてカッチカチ(しかも甘みが消えた……)になったり、何度も微調整をしつつ「片面焼きグリルなら、弱火で11分」がベストだという結論に達しました! 両面焼きなら6,7分くらいでちょっと様子見するといいかも……?

米粉は薄力粉に、片栗粉はコーンスターチに、ココナッツオイル+塩はバターに、豆乳ヨーグルトは普通のヨーグルトに、それぞれ置き換えが可能です。ちなみにオーブンやトースターなら、焼き時間は「160度で15分」です^^ いたって一般的なレシピをオールベジ&グルテンフリーに勝手に私がアレンジしただけなので(笑)。

ココナッツオイルは、私はバター/サラダ油/菜種油の代用品として使うことが多いので、料理の味を邪魔しない精製されたもの(neutral/refined)を使っています。ココナッツオイル特有のエスニックな風味がお好きな方は、未精製のヴァージンオイルでももちろんOK!

海外原産のオイルはiHerb(アイハーブ)が断然お買い得ですね。

Nutiva, オーガニック ココナッツオイル, 精製, 23 液量オンス (680 ml)

「粉モノは先にそれだけボウルでよく混ぜておく」というのは私の尊敬する白崎茶会の白崎裕子先生流の方法。このレシピにも取り入れさせてもらいました^^

おわりに

いやーーーこのこぼれ梅ソフトクッキー、簡単で美味しいです! 糖類は加えてませんけど、みりん粕の甘みとレーズンの甘みで十分満足。ソフトクッキーなので、食感はカ◯トリーマ◯ムっぽい感じです。

今回「160度のオーブンで、15分」と「片面の魚焼きグリルで、グリルパンの蓋を閉めて、弱火で11分」の焼き加減に互換性があることがわかったので、これを基準に「オーブンを使うレシピを、グリルパンに置き換える」のをちょこちょこ試していこうと思います。これ、結構楽しみだな〜〜(マニアック……)。

みりん粕は、今使ってるのがなくなったら三河みりんの有機みりん粕を買ってみようっと^^

自家製豆乳ヨーグルト作りには、特別な菌も保温器もいりません♪みりんと言えば、ナッツの塩みりんキャラメリゼも^^ココナッツオイルはiHerb(アイハーブ)で買ってます

[tm1]
この記事を書いた橘花(kikka)ってこんな人